相模原の鍼灸・整体 上番田鍼灸院です。#65

2020/05/06 ブログ
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今日は腰を痛めた患者さんが来院されました。ご本人の話では朝片付け中にピキッと筋が痛くなったが、大した事がなかったのでそのまま午後は家の敷地内でバーベキューをしたとの事でした。しかしお酒が入り、お風呂にも浸かったら次第に痛みがじわじわと強くなって来たようです。危険な感じがしたので慌てて来院したようですが、今回は油断が痛みを強くしてしまったケースとなりました。痛めた時は大した事ない程度でも、その後や翌日に痛みが強くなってくるのは良くある話です。特に今回の場合、お酒は痛みの感覚を鈍らせたり血行が良くなり過ぎると逆に痛みが強くなります。お風呂は患部の炎症を悪化させ、やはり痛みを酷くしてしまいます。結果論ですが、痛めた直後は患部を氷嚢で冷やし、安静にしておくのが無難です。

この方の場合、治療に関しては鍼を用いて施術していきます。念の為患部を冷やす事も忘れずに行います。不幸中の幸いで、痛め方は酷くないので鍼での治療で充分痛みは軽減し、行きは車で送ってもらったようですが、帰りは歩いて帰られました。

大した事ない程度の怪我や痛みは日常よくある事ではありますが、注意深くご自身の身体をみて、おかしな感じが少しでもしたら無理をせずに安静、患部を冷やす、というのは常に頭の片隅に入れておきたいものです。

皆さんお大事に。